「なるかみ」採用カード解説・基本的な立ち回り方

皆さんどうもこんにちは!
バイスと申します。
ブログを書くのは一年ぶりとなる身ですが、今年も後一ヶ月を切ったので今年の締めくくりとしてVGに関する記事を書きたいと思います。
よろしくお願いしますm(_ _)m

そして大事なお題ですが、今回は現在VMC・WGP等で使用している「なるかみ」について書きたいと思います。
具体的内容は「採用カード解説:採用カードを通しての基本的な立ち回り方」についてです。
一枚一枚解説を行っていきますので長くなるかと思いますがよろしくお願いしますm(_ _)m

〜構築〜
まず最初構築になりますがこちらになります。f:id:rb1tan:20191204135232j:plain

10月から使用、VMC・WGP等計10回出て成績は(VMC)優勝×2、ベスト8×1になります。
また予選落ちの時も半分以上個人1敗ラインで抑えています。

ここからカード解説に入ります!
〜カード解説:基本的な立ち回り方〜

G3:
「抹消者ガントレッドバスタードラゴン」×4
序盤から圧倒的パワー・クリが付き前列を殲滅させるこのデッキの主力です。
上記能力は序盤からフルに使っていきます。なるかみというクランがそもそも序盤から突っ張していけるところにたけており、先行の場合まず攻めます。ガンバスの攻撃をノーカードしてきたら決められなくても普通にアドであり、ガードしてきたらしてきたでスタンドしたチョウオウやリアガードで突っ張しやすいです。
それだけこのカードにかかる圧は半端ないです。
ただこのカードはカードパワーが高いだけに1つ注意しなくてはいけないことがあります。
それは点止めプランの取り扱いです。
アクセル環境において点止めプランははっきりいってやりやすくペイルなんかはそれに動きがちになるかもしれませんが、それは状況判断且つ手札が悪くこれ以外勝ち目がないと判断した時しか行いません。ましてや先行の時はまず行わないと言っていいでしょう。先行はまずガンガン攻めていけるのに、ガンバスの点止めに特化してしまってはなるかみというクランの特性を活かすことができません。
ただもちろん後攻の時はどうなのかという話ですが、後攻は考えさせられる場面があり最初のG3ライドでガンバスに乗った際は最初のアタックを例えチョウオウがいてもガンバスから最初アタック(相手がアクセルの場合)して相手のプレイによって状況を判断します。
ノーガードしてきたらそのまま突っ張し、ガードしてきたら点を与えないのかリアガードで突っ張するか自分の手札と相手の盤面から考えます。これは状況次第なので何が正しいのかは自分で判断する必要がありますがそれがこのデッキの面白さ・スキルが求められる場面としてあると思います。

「デトニクスドリルドラゴン」×4
ガンバスとは対照的に違うカードですが、序盤からVスタが行えコストも後列に盤面を並べられない限りは非常にお手軽で使いやすいガンバスを支えるもう一つの主力です。。
このカードも序盤から効果をフルに使って積極的に突っ張を狙っていきます。
先行の時はもちろんですが、気になるのは後攻の時だと思います。
後攻最初のG3ライドがデトニクスになった際は速攻も視野に入れつつ、デトニクスの効果はできるだけハンドを減らさずに効果の発動を狙います。
そしてドライブ増加を活かしトリガー次第で1ターン先に勝ちに行ったり1ターン延ばすプランをとったりと勝負かつ遅延のプランを定めます。
また相手が先行G3で猛威を奮っての攻撃がなかったり、相手のドライブチェック等で完ガを握られていたり、自分のトリガーがほとんどめくれていない等の状況であれば先にデトニクスに乗って退却且つ「引・治」を引きにいき遅延を狙う且つ突っ張の架け橋を作ったりします。

後攻デトニクスで尚且つフォース対面だと厳しい戦いは強いられると思いますが、協力なVR2種がありそれぞれに強さがあってVR1種にライドすることを強いられるデッキより安定感が出ると私は思います。

G2
「ドラゴニックデスサイズ」×4
SB2で退却・パワー増加によるライン形成がしやすい等使いやすく打点も出るカードです。
アクセルサークル・普通のサークルどちらにおいてもパワー形成がしやすいですが、アクセルサークルにおいて一度15要求ラインを作ってインセプでガードに使うことが理想です。
ただアクセルサークルには優先的にチョウオウを置きたいので普通のサークルに置くことも全然ありますが、デモリッション・ライフェニ等のパワー形成が上手くいくので問題ないです。
そしてSB2によってソウルのライフェニをドロップに落とすことができ最初のライドがライフェニになっても問題ありません。
これはプレイを左右する非常に大きな点として自分の中にあります(詳しい解説はG1の欄で)。

「妖剣の抹消者チョウオウ」×4
退却とスタンド能力を兼ね備えたカード。退却後は後列を引っ張り出せ、デトニクスのハンドコスト軽減に繋げたりと優秀です。
そしてスタンド能力、これはガンバスの大ダメージの後の後押しやデトニクスの最初のトリガーをチョウオウに乗せての高パワー連打が狙えたりと様々な面でプレッシャーを与えていけます(初期のタイダルアサルトを思い出します)。
そして置く場所は基本アクセルサークルに置き確実に要求を出せるようにします。
序盤の速攻のため普通のサークルに置くパターンもありますが、その時はインセプでガードしたりレギーナでパワーを増加して使えるようにしたりします。

「覇軍の抹消者ズイタン」×4
序盤〜終盤まで多いに活躍するカード。
アタック後にソウル入って1ドローができるため奇襲されず手札も減りません。そのため序盤に出しやすく、リアに出しての2パンを狙いG3ターンの圧を強める架け橋にとなります。
そして後半になれば上記プランにガンバスとの高打点アタックのプランが入ります。
これは特に解説なくても強さが目に入ることかと思いますが、特にむらくも戦ではシラユキの存在があるので後攻では序盤のプランは無理して狙わず、しっかり打点を作ってシラユキ一枚で要求値が届かないということにならないよう盤面を作っていきます。

「レックレスネスドラゴン」×2
G2の4枠目となるカードですがレックネスのポイントは3つあり、
①除去カード・G2増加
②単体P 12000
③Vでも効果が使える
です。
解説についてまず①・③についてですが、このデッキはズイタンを序盤に出すプレイがありズイタンをリアに出すためにもG2は多めにしたいです。
そしてこれは先行でも後攻でも言えることですが、もし序盤に相手が2パン・3パンしてきた時こちらもそれに合わせて返しに行く場面が出てきます。序盤に出してくるG1・G2は基本優秀なユニットが多く(例:メガレックス・ジャコツガール等)それはアタックでガードされることも考え確実に除去したいです。デスサイズがVで効果が使えない分③は大きな強みですね。
②は序盤出す時にG1との組み合わせで2000、中盤以降デモリッション・ライフェニ(効果登場)との組み合わせでP23000になることができ、ダメトリケアのライン、トリガーのせて25000要求(必ず2切り)が狙えます。
総合的に見てG2の4枠目としてこのカードはかなり優秀ですね。

G1
「デモリッションドラゴン・ライジングフェニックス」×4
G1の8枚はまずこの2種×4ですね。
デモリッション・ライフェニ(ドロップ登場)のパワー形成は単純にラインを一回り大きくするものであり特にむらくものシラユキがあるこの環境では大きな救いとなっています。
そしてV裏においてのプラス要求は相手にかけるプレッシャーも一回り変わり違うものになるでしょう。
そしてこれは私が後攻の時に注意していることになりますが、後攻の時は敢えてデモリッションにライドせずライフェニにライドする時があります。理由としてはデモリッション単体のアタックでは15ガードで確実に攻撃が止められてしまいまず1ドローすることが難しいです。
そして後攻の場合デモリッションから形成できるパワーラインを早めに作りたいためパワー上昇効果を優先的に使いたいことから上記プレイを行います。デスサイズがSB2できる利点の意味はここで出てきてライフェニにライドしてもデスサイズでドロップに落とせる上そのまま出てこれるのです。全てうまく絡んでいて私的には好きなプレイスタイルの一つです。

「ドラゴンダンサーレギーナ」×3
このカードはG1の三枠目であり他の候補カードと悩まれる枠になるかと思いますが、私が感じたレギーナの強みは3つあり、
①パワーラインの形成
②序盤で出せる
③最後の詰めの後押しとして最適!
があります。
①パワーラインの形成は見ての通りですが、それが3体も行えるというのが予想以上に強いです。
2ラインを2000要求にできたり、チョウオウを対象にし1000要求2パンと行った要求狙いが出来たりと使い道が豊富で大きな強みとなっています。
②序盤で出せるのは特にペイル対面なのですが、ペイルは先行・後攻どちらでもアタックできるようになったら2パンは絶対したくレギーナはボルトやガイパンにはない序盤で出せて自身がアタッカーになれるので自分の中では大きな利点になっています。
③最後の詰めについては今の環境がアクセル環境で早期決着の展開が多く予想されます。
そんな時中途半端に手札を残しても守りきれずやられる場面は充分考えられます。
そんな時レギーナを使って手札を使い切った上で仕留めに行くアタックができ勝ちに繋げることが可能になってきます。
以上3つの強みがある且つアクセル環境に適したレギーナを採用しました。

「トリガー」☆×4、引×8、治×4
・引8構築
現状のなるかみとしてリソースを稼げるカードは無く、なるかみというクランが相手が盤面に出してきたカードを効果で焼くことでリソースの差をつけ、デトニクス・チョウオウの連パン、ズイタンのアタック&リソース稼ぎ、ガンバス一撃で大きなダメージを与えるといった形でアドをとっていきます。なのでトリガーを☆に寄せるよりも引でリソースを稼ぎつつ上記カード達を引き込んで戦える状況・プランをしっかり整えていくことの方が重要であるため上記トリガー構成で収まりました。

以上本当に長くなりましたが、なるかみの採用カード解説・基本的な立ち回り方になります。
なるかみはアクセルキラーという異名を成し遂げているクランですが、プレイの中には細かく注意しなくてはいけないことがたくさんあり勉強になったことが予想以上にあったと思っています。以上で記事は終了となります。
記事を読んで気になること等質問がございましたらTwitterのDMで連絡を頂けたら答えれる範囲でお答えできたらと思います。
記事を読んでくださった皆様大変ありがとうございましたm(_ _)m