むらくも(スタンダード)デッキ解説

皆さんブログでは初めまして。リバイスです。
今回ヴァンガードのデッキについてブログを書きます。

自分の中でしっくりきた構築かつVGCSで優勝できたので自分が調整してできたデッキをお伝えできたらと思います。
よろしくお願いしますm(_ _)m

ご紹介するデッキはむらくも(スタン)です。
このデッキはカードが発売される前からプロキシ作って練習をしCS・WGP大阪で使用しました。
(10月の公認大会もずっと回して大会で調整を重ねました)
そして先日のトレマVGCSで優勝したデッキがこちらです。f:id:rb1tan:20181025014650j:plain

G3
決闘龍ZANBAKU×4
隠密魔竜マンダラロード×3
双剣士ムサシ×2

G2
早矢士FUSHIMI×4
ライトアレスター×4
レフトアレスター×4

G1
忍獣ミリオンラット×4
忍竜ミダレエッジ×3
静寂の忍鬼シジママル×3
窮追の忍鬼ベニジシ×2

トリガー
☆6引6治4

今回の記事ではカードの採用・不採用について詳しく解説します。
●採用理由
G3
・決闘龍ZANBAKU
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 このデッキのキーです。相手のVを完全に動けなくしたり、毎ターンライドを封じギフトを封じ込めたりとスタンにはいままでなかった相手のプレイを封じれるカードです。ただしこのカードを使うにはCB管理が重要です。
私が効果を使用するにあたって見ているポイントとして
①相手が何ダメージ受けているか
②自分の表のダメージが何枚か  の二点があります。
基本Vを動けなくするタイミングは相手のダメージが3枚以上、そして自分のダメージの表が4枚(3枚の時も使用可能性あり)以上の時に使います。理由は相手がダメージ1or2の時に使用しても☆を連続またはダメトリがのらないというパターンでないと仕留めることが難しいからです。Vを動けなくした際は返りのターンでZANBAKUでの展開を踏まえ仕留める気持ちでいきましょう。(ちなみにこの戦法はフォース・アクセルデッキでよく使います)
ただ最もこれはVを動けなくするパターンであり、ZANBAKUにはライドだけを封じるという強みがあります。これは主にプロテクト(オラクル、エンフェ)、かげろうに使いますが、すべてのデッキに対して使用するといっても過言ではないです。アクセル・フォースデッキは先行取られ殴られまくったり、センチネル引けず潰されそうになったらVを動けなくしにいくことからライドだけ封じ戦法を切り上げるのが早くなりますが、先行取れたり・手札が安定(センチネル確保等)だったらライド封じを継続しアクセルサークルを活用し連続攻撃でアドを取っていきます。
普通に考えて山札からユニット増やせる且つ+5000の恩恵を得とくしつつライドを封じれるのは大きなアドになります。

・隠密魔竜マンダラロード
 先行取った時に最初に乗りたいカードです。アクセル増やせつつ二体のユニットを場に出せる(焼きクランは状況によって難しい)のはアドでしかありません。また先行なら勢いにのってマンダラで走り切って勝利できる可能性もあります(CSの際マンダラとミダレエッジ、シジママルの能力をフル展開し勝った状況あり)
ただし後攻でマンダラに乗ると相手にライドのスキを与えてしまうので後攻は一発目でZANBAKUにのらなくてはという感じです。

双剣士ムサシ
 手札二枚を切らせるのは非常に強力なアタッカーでぜひとも入れたいカードですが、G3なため入れすぎると事故る可能性が高くなります。またG1を12枚以下にはできないと判断(理由は後記)、マンダラは3で十分なことから残った枠2枚に入りました。正直事故る可能性を最小限にと考え1枚、無しとも考えましたがさすがにRで出せれば心強いカードだったので欲しく枠のこともあり2枚でしっくりきました。

G2
・早矢士FUSHIMI
 +5000の恩恵を受けられるこのカードはアクセルサークル、シジママルとパワーラインがうまく合い非常に使いやすいカードでした。最初はあんまり強くないと思っていましたが、+5000の条件が簡単且つ要求値を取るのに非常に大きなカードと感じ4枚採用です。ちなみに後ろアタックはほぼ使わずですが公認で、序盤にエルモ、ミッドナイトバニーをアタックしたりしました。地味に効いてます…

・ライト・レフトアレスター
 迷いなく4枚ずつです。ZANBAKUの展開にはどちらかがハンド、場面にある必要があり必須です。ちなみにレフトのバンプはソウルを使うのであまり使わない方向性ですが、0→5000、20000→25000要求値を取りに行きたい際はソウルと相談し使用します。全く使わないということは決してありません。

G1
・忍獣ミリオンラット
 序盤から手軽にアドを取れる非常に優れたカードです。正直最初は0枚でした。CB使う、ダメだ。そんな気持ちでした。しかしそれは愚かな考えで序盤でV裏ユニット確保しアタッカーを増やせる。これはとても便利なカードでした。CBについてもライド封じのみプランなら1枚ずつしかCB使わないため序盤一回限定で考えたらぜひとも使いたいカードです。
ただし序盤と連呼していますが、基本効果は序盤でしか使いません。後半はマンダラ、ZANBAKUのためCBをとっておきましょう(公認で回した際、後半に一回使ってしまい後々苦しくなった場面があります)

・忍竜ミダレエッジ
 これはただの8000.と思う方いると思います。しかし、CSの際このカードのバンプのおかげで勝てた試合あります。
場面としてはマンダラのごり押しです。相手のダメージ4の際前列のマンダラロード4体(1体ミダレ)に3000を4回(一回はマンダラロードの効果)使用しとどめをさしました。シジママルも2体いたのでバンプが跳ね上がりますね。
基本プロテクトデッキには使いませんが、フォースとかごり押せそうでしたらぜひ使ってみるといいと思います。
ただしこれはZANBAKUを引けなかったときのプランです。ZANBAKU引けたらもうZANBAKUで突き抜けましょう。


・静寂の忍鬼シジママル
 リアバンプ効果が使いやすく、要求値を確保しやすいカードです。マンダラ同盟バンプはもちろんですが単体で使っても10000ブースターなので使いやすさで言えば優秀だと思います。コストもないので…

・窮追の忍鬼ベニジシ
 これは新規プロモですが、このカードは微妙→強い→微妙と自分の中で感じました。最初はテキストだけ見た第一印象でしたが、 後にVの攻撃にセンチネル切らせずらくするのはプレイの幅の狭められると感じ4枚入れて試しました。しかし、フォースデッキ相手はそもそもセンチネルを持ってけないため数値で守ることが度々ありまず効果を使えませんでした。なのでただバニラかする(特にフォース)このカード4枚はいらないと感じ2枚に減らしました。ただ最も、プロテクトデッキには威力があること、先ほど書いたセンチネル切らせずらくするということに意味はあると感じ2枚入れる形がしっくりきました。
(ミダレ、シジママル共に4枚はいらないと思ったのでちょうど2枚)

☆G1、12枚の理由
・序盤ミリオンラットの効果を使いやすくするため(ライド用のG1を確保しなくてはいけない)
・V裏のユニットを確保するため
→V裏にG1がいないとVの攻撃をトリガーユニット1枚で防ぎやすくなってしまうため(ZANBAKUの+5000だけでは…)

トリガー
 このデッキはパーツを引き込みたいデッキなため「引」は多めの6枚です。一時期「引」を7枚にしていたくらいです。しかし6枚に戻したのは相手のダメージが3点でライド・スタンド封じをした際、☆をめくれるかめくれないかで相手に与えるプレッシャーが大きく変わるため、素引きする可能性も踏まえ6枚以下にすべきではないと判断しました。後単純にシールド値が変わり5000引を素引きしたときのストレスが強くなるため☆6引6治4です。
ちなみに「前」について私は5点の時に威力を発揮すると思います。ただその5点にするためにも☆の力が必要。ならば優先は☆。そのため「前」は優先上入れてません。

●不採用理由
・忍獣ブラッディミスト
 ミリオンラットのG2版。ミリオン同様序盤からアドを取れるカードなのですが、序盤しか使えない(ミリオンがいるので役割かぶり且つG2なためブースターになれない)、G2の枠がないことから不採用。

・忍竜アマツスナイプ
このカードは条件を満たせば単体でRをアタックできるので悪くはないと思うのですが、、条件を満たさないとバンプしなくシジママルと比べて使いやすくはなかったです。またV裏に置くにあたってもZANBAKUは自身で+5000が入るのでG1なら何を置いても大丈夫と感じます(25000で2枚貫通といった形になるので)
G2たちとも合計パワーが上手く合わないため使いやすいシジママルを採用。そのため不採用となる。

・忍獣リーフラクーン
ベニジシ同様プロモカードで、最初3000を好きなところに触れるのに魅力を感じたのですが登場終わったらただの7000ということに気づき残ったら弱いと感じました。Rで継続して効果が使えるカードを優先したため不採用。

・忍竜ソウコクザッパー(G1、9000)
最初このカードは採用していました。パワーライン調整、プロテクト・アクセルデッキに対して単体攻撃、利点はありますがそれをはるかに超えてシールド0が痛すぎでした。ライド封じで戦うプランがあるこのデッキは場面をコントロールしていくところがあり、そのうえでシールド0はRを守れない、猛攻仕掛けられたときに守りの薄さを露呈してしまうといったことになります。なのでストレスにしかならなくなったので不採用。

以上カードの採用・不採用の解説でした。
こうして一枚一枚のカードを見ると、それぞれ特徴があり強さと弱さがあるのだと実感します。
最もここでの記載は私が調整していっての考え方だということをご周知ください。

またクランとの対面の仕方も書ければ記載したいなと思っています。
ではいったんここまで読んでくださった方ありがとうございました。