WGP2018むらくも構築改善・新弾相性・今後の可能性

皆さんこんにちは。
バイスです。
2ヶ月ぶりになりますが、今年のVG大型大会を終えたので今回WGPをずっと共に戦ってくれた『むらくも』のデッキについて解説していきたいと思います(今年の締めとして)
【今回ジャンルが3つあるので気になるジャンルを読んでいただく形でもぜひどうぞ!】
①構築改善
まず最初に構築についてなのですが、今回東京・名古屋・仙台で使った構築がこちらです。

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↑(画像は仙台の物)

今回この構築で挑戦しましたが結果は17勝4敗(構築違う大阪入れると18勝6敗)でした。
自分の中で本当にしっくり来た構築でどれも欠けることのできない選抜でした。
まず最初に前回のブログで出した構築との変更点、また悩んだところについて説明したいと思います。

(1)双剣MUSASHIの枚数
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これは自分の中で勝敗を大きく左右する結果となったカードだと心の底から思ってます。前回の記事では2枚入れており、後考え方として「あれば強い」という考えで引ければいいとあんまり重要視はしていませんでした。しかし、東京のチームメンバーの人からどうやって相手の手札を削っていくのかという話が出た際、アタッカーの不足が自分の中で目立った感じがしました。自分の中で枚数減らしている根拠で
・V乗ったらほぼ負け
・ZANBAKUに乗れる確率が減る
があったのですが、それを押しのけても場面にあるかないかで相手に与えるプレッシャーが変わってくるのを練習を通して感じることができました。
ZANBAKUのアクセスはそもそもMUSASHI増やしたところでそこまで差は無く、引も6枚にしているのでもう引けなかったらマンダラ・MUSASHIペアで戦うという気持ちでいっています。
(ちなみにマンダラ・MUSASHIペアで勝てた試合が3回程あり決して勝ち目0ではありません)
また、ZANBAKUに乗ってもダメージ表0を狙われるプランがありますがそれはそれでこちらに1ターン猶予を与えてくれると考えてはどうでしょう。特にMUSASHIはCB使いません。v乗って5パン(ガードに手札使ってないでアタッカー残せる)、もしくはリアでも出してプレッシャー与えに行くといったプレイが狙えるでしょう。
(基本的に2〜3ターンZANBAKUで縛りたいですが、1ターンでもそれは=自分のダメージ2以下なのでゆとりがあるかと思います)
そして時にMUSASHIをガードに使えるといった場面もあり、相手は基本2切り嫌なのでMUSASHIを狙ってきます。手札に余裕を持ちたい等の際は攻撃されたMUSASHIを通して手札を温存しましょう。
(ただし次のターン仕留められそう等あればできるだけ守ってMUSASHI連打狙う等して仕留めにいきましょう)
最後にマンダラがMUSASHIを分身できるようになりマンダラのプランが増えたので仕留めの際大きな戦力となります。
これだけ魅力あるカードなのでもう四枚確定になりました。アドバイスしてくださった東京のチームメンバーに感謝です。

(2)忍獣リーフラクーン
これは前回のブログで3000パワーをどこにも触れるのは魅力的だが終わったらバニラ7000という感じで解説しましたが、このカードにより足りないパワーラインを微調整でき尚且つ自身に触れる点から柔軟性があり使いごたえのあるカードとして感じました。最もこのデッキはプロテクトデッキには半分以上の確率で相性はいいので、フォースデッキに戦えることを考えた上でパワー調整できるこのカードはありがたかったです。
終わったらバニラもほとんど気にならなかったです。

(3)シジママルの採用
この枠は東京地区ギリギリまで考えましたがこのカードで収まりました。
他の採用候補としてアマツスナイプがあったのですが、単体でしかパワーが上がらす山札からRに出さないと効果発動しないため、柔軟性には欠けていると感じ試しましたが不採用になりました。
ただシジママルは同盟ではあるが2体にパワーを上げれること(序盤のミリオンラットと相性良い)、点止めプレイを相手にされた際プロテクト・アクセルデッキならなんとか要求値取れるところがあり1枚は欲しいので3枚の採用でしっくりきました。
そして何よりCB等何も使わないのでお手軽で使いやすいのが何よりです。
ちなみにベニジシにつきましてはリーフラクーンの所で書きましたがプロテクトデッキとの相性がよいこと、また連打の際アクセルサークルに置きたいところですがだいたいそこにアレスター達、FUSHIMI、MUSASHIを置いているのでそこに上書きしたくなくストレスなので抜いています。

以上構築の変更点・悩んだ点になりますが、必須枠等のカード解説については前の記事を見てください。質問等もしありましたら、Twitterにて答えられる範囲でお答えします。

②新弾デッキとの相性(東京地区〜)
次は新弾デッキとの相性についてです。東京地区前のクラン相性についてはみるたえさんのブログを参考にしていただければと思いますので私は東京地区以降の新弾デッキとの相性について解説します。

ジェネシス(5・5〜4・6)
このデッキはヒミコに乗られると基本ライド封じ戦法はあまり通用せず、ミヒカリヒメ等コスト減らしもあるのでソウルの心配もなく引→☆の流れが続くと厳しくはなります。
ただライド・スタンド封じプランは取れること、またプレイネオ4枚体制なのでプレイネオに乗ったら最後です。
また、ヒミコの流れが来る前に速攻仕掛けて勝ちを狙いにいきましょう。ターンを長引かせては不利です。

・ギアクロ(5・5〜4・6)
絶対的に相性不利!っと思ってたのですが、半分くらいの確率で勝ち狙えます。
まず基本ライド封じは全く気にせず、ZANBAKU・マンダラでアタッカー増やし速攻を仕掛けましょう。ジェネシスと同じくターンを長引かせては行けないので、展開される前に仕留めましょう。

・グレネ(7・3〜6・4)
グレネはレオパルド、ハム助共に乗り直しを行っていくことで強さを発揮するデッキなのでライド封じは痛手です。またバイナキュラスがヴァンガードにアタックしないと効果使えないので点止めプランも取りづらいです。ただハム助のアクセル2つはずっと続くので厳しくなる点はありますが、最速連携ライド決めれる確率は決して低くもなければ高いものでもありません。なのでこの相性かなと思います。

ロイパラ(5・5) 
今回モナーク、ベディビィア・ケイの強化が入りましたがモナークが乗り直していくことで力を発揮する面がありそれはむらくもにとっては有利な状況を生みます。なのでライド封じ連打にしっかり意味がもたらされます。
ただ、ブラブレのバンプは常になので毎ターン高い要求のアタック、そして倒しづらいがネックです。
そしてベディビィア・ケイのR展開で先行取られぶん回しされたらダメトリのせない限りどうしようもありません。ゆういつ後攻で対応できるとしたらシジママルに乗って最初点数与えないことです。

ラクル(6・4〜5・5)
今回メイガス、ウイッチと新しいカテゴリーが出てきましたが1番きついのはアマテラス・ドーター・ディアーの構築です。何より嫌なのはアマテラスに乗られることで、レクタングルメイガス等で山札操作の強化、Rでドローできるのは十分強いです。パワーラインとかに十分注意してダメージ受けるところを把握しましょう。
ただアマテラスに乗られるのがきついという考え方が前回と一緒なため、半分以上の確率で相性はいいかなと思います。

ゴルパラ(4・6〜3・7)
今回スペリオルライド互換が増えて、Rを展開するカードも増えたので相性は良くないですね。
特にアクセルデッキに対してライド・スタンド封じができないのは非常に痛手なので、負けずにこちらも速攻仕掛けなくてはいないのですがR展開の差がゴルパラの方が有利なのでこの相性です。

なるかみ(4・6)
これは単純に退却互換ありのクランで、尚且つVRのデトニクスがソウルグレ3無くても効果に関係ない、退却スキルがあることからむらくもにとっては嫌な対面です。
ただ、ゴルパラと違ってスペリオルライド手段はない。またデトニクス対策としてミリオンラット使っての後ろ増やし、アレスター1体後ろに回す等ありシャドパラ対面練習の成果か対策イメージができた感じなのでこの相性です。

ぬばたま(7・3)
このデッキのキーとしてカラスがありますが、基本はライドしてソウル・センチネルを確保していくのでライドを封じられると確保が難しくなります。
ただグレ2の8000でソウルチャージできるカードがあること、後単純に手札増やせるクランではないのでクジキリ・カブキのハンデスはしっかりケアしていきましょう。
→アクセル活用、MUSASHI単発アタック等で攻撃し苦しくなければR裏にブースターを置かずアタックを行う。(V裏にはブースター置いて良い)

以上新弾相性についてです。前回の記事でクラン相性について書くとお伝えしたので今回この場を借りて自分の意見を書きました。参考になれば何よりです。

③今後の可能性
この項目については自分も驚きましたがむらくものVRが早くも判明したのでそこについて少しでも解説できたらと思います。
それで今回判明したのがこちら↓
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ZANGEKIの利点、弱点を整理すると
(利点)
・全てのアタックにガード制限!
(☆MUSASHIの場合「0」2枚切り)
・CB・S必要無し!
バンプが永続!

(弱点)
・アレスター達呼べない
・後攻で最初乗るとほとんど効果活かせない
(☆ZANBAKU引けなきゃ厳しいことに変わりは無し)

私の考えとしてはこんな感じです。
利点は皆さんもイメージできてるかと思うので、割愛させていただきますが、弱点として上記2つは見過ごすわけにはいかない点かと思います。
(最もアレスター呼べたら強すぎですが・・・)
そこをどう克服していくかが鍵になりますがちょうどグレ1でアレスターサーチが出たので試していきたいと思います。
またZANBAKUに少しでもアクセスできるよう手札入れ替えのカードが出ると嬉しいところです。

以上長くなりましたが、今回記事を書かせていただきました。
今年はまだ最後に栃木VGCSがあるので出られる方頑張ってください。
以上ありがとうございましたm(_ _)m
                  リバイス